投資信託を始める前に、必ずチェックしておかなければならない事に、目論見書をきちんと確認する事があります。この投資信託の目論見書は、商品の募集時、もしくは、売出しの際に、投資家に対して交付される法定開示資料で、運用会社が作成して、販売会社を通じて渡されます。その中身は、投資信託の手引書とも言えるものです。投資信託商品の特徴、投資対象や運用方法、購入単位、収益分配、投資信託を運用する際に掛かる費用、信託約款の内容等、重要な情報が記載されているのです。この目論見書の中で、特にチェックしておかなければならない項目としては、
・運用方針や目的、特色等、投資信託の基本情報
・どのようなリスクがあるか
・販売手数料や信託報酬等の経費がどれくらい掛かるか
・信託期間はどれくらいなのか
・分配金は、分配型と再投資型のどちらなのか
等が挙げられるでしょう。
特にリスクに関しては、債券や株式等では価格変動リスク、証券を発行した企業の経営悪化等の信用リスクがあります。それに、外国の債券や株式等に投資している場合は、為替レートの変動による為替変動リスク等もありますので、この点は十分に理解するようにして下さい。目論見書を読んでいると、簡単な事柄をわざわざ言い回しを難しくしているような表記が多いように感じられるでしょう。全てを理解するには、かなりの苦痛を伴うことも多いと言われています。ただ、最近では、この目論見書がどんどん簡素化されて、読みやすくなっていく傾向にあるようです